スマホユーザーはなんと国民の31%!タイのインターネット環境とは

インターネット

▼タイのインターネット

タイのインターネット事情は国策によってかなり整備されているといえます。というのも2003年から政府によって国民向けに廉価版のパソコンが発売され、一般市民に広く浸透したからです。インターネット環境もそれとともに普及し、価格の低廉化、接続環境の整備などもキッチリと行われてきました。ただその傾向は都市部に限られるようで、タイ国内の調査によれば、普及率は2013年の時点で28.9%、バンコクで48.8%、中部で29.8%、北部で27.2%、南部で29.1%といったように格差が見られます。ちなみにパソコン普及率は35%でバンコクは50%を超えるものの、その他の地域では軒並み30%平均となっています。地方の場合、整備が遅れているため衛星回線を使わざるをえず、地方の人にとっては料金設定が高いことが、その普及を妨げている要因かもしれません。

▼スマホ普及率とネット利用率

次にスマートフォン普及率についてみていきましょう。タイの携帯電話普及率は2013年の時点で73%と高い数字となっています。固定電話がわずか14%の普及率しかないことを考えると、この数字は非常に特徴的です。実は2009年の時点で携帯電話普及率は50%台であり、急激に伸びたのですがその原因はスマホの普及にあると言われています。

スマホユーザー数はなんと2200万人、普及率でいえば31%と、25%の日本の数字をはるかに超える割合でスマホ保有者がいるというわけです。その数字に一役買っているのが日本生まれのコミュニケーションツールであるというから驚きです。ユーザー数は2014年の初め時点で2200万人なわけですから、タイのスマホユーザー=コミュニケーションツールユーザーと言ってもおかしくはないでしょう。

▼インターネット接続について

タイのネット接続方法にはいくつか種類があります。まずはダイヤルアップ接続方式です。接続速度は遅いものの、プリペイド方式、月ぎめ、国際ローミングと用途によって選べます。次にISDN接続ですがこちらは利用できる地域が一部に限られるものの、料金も比較的安価です。つづいてADSL接続方式、専用線接続方式と料金が高額になっていきます。整備の進まない地域ではダイヤルアップ、ISDN方式が一般的ですが、近年のブロードバンドへの関心の高まりからADSLなどの接続速度が速い環境の整備も進み、加入者も増えているようです。

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